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シーケンス・ソフト |
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シーケンサ
シーケンサは、トラック内にデータを入力し、MIDI・チャンネル(1-16)を割り当て、各トラック内のデータを音源に送信します。トラックのデータには、ノート・イベント、プログラム・チェンジ、コントロール・チェンジ、およびピッチ・ベンドなどがあります。
データ |
説明 |
ノート・イベント |
ノート(音符)の発音するタイミングや発音時間、強さ、および音程などを設定します。 |
プログラム・チェンジ |
音色(パート:楽器)の設定や変更をします。 |
コントロール・チェンジ |
音量、定位、およびエフェクト処理などの目的で使用します。 |
ピッチ・ベンド |
音程(ピッチ)を変化させます。 |
シーケンサから送信されてきたデータを音源が受信(発音)する順番は、MIDI・チャンネルで決まり、10,1,2,3,4,5,6,7,8,9,11,12,13,14,15,16チャンネルの順番となります。
分解能
各シーケンサには、送信するデータのタイミングの細かさを決める分解能があります。分解能はシーケンサによって異なり、4分音符(1拍)を48、96、192、480、および960などで分解します。
この分解能の値によって、各イベントのタイミング数値が異なります。また、発音する時間(ゲート・タイム)も異なってきます。
分解能480の場合
音符 |
クロック数 |
4分音符(1拍) |
480 |
8分音符 |
240 |
16分音符 |
120 |
3連音符 |
160 |
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分解能960の場合
音符 |
クロック数 |
4分音符(1拍) |
960 |
8分音符 |
480 |
16分音符 |
240 |
3連音符 |
320 |
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